大学への文章学
大学への文章学: コミュニケーション手段としてのレポート・小論文
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紹介
レポート・小論文=コミュニケーション手段?!
「書けない問題」を自由に、広く、深く探究した意欲的な1冊!
レポートあるいは小論文をうまく書けないことは,今日,高校生から大学生へと移行しつつある人たちにとって学習上の一大問題である。
本書では,その問題の実態や本質,原因やメカニズム,解決策などを,[コミュニケーション]というキーワードのもとで自由に,広く,深く探究した。いわゆる高大接続を真剣に考える教師たち,大学での学習に興味・不安や現実の困難を抱えている生徒・学生たち,そして日本の言語技術教育を憂える一般の人々に贈る。『「書くのが苦手」をみきわめる』(2010年)の続編。
目次
序章 本書のねらい・前提および構成
Ⅰ章 読みやすいレポート・小論文のつくり
Ⅱ章 レポート・小論文をつくりだす技
Ⅲ章 学生が教師を知る:大学の先生とは
Ⅳ章 教師が学生を知る(一):苦手意識をみきわめる
Ⅴ章 教師が学生を知る(二):新入生が遭遇するレポート
Ⅵ章 読みごたえを求める教師のひと工夫
Ⅶ章 〈パラグラフ〉考――実用的な型の教え
終章 高校までとのつながりが意識されない大学での学習――レポートを題材として