第49回衆議院議員総選挙
2021年10月14日、解散。10月19日、公示。10月31日、投開票。
小選挙区289議席、全国11ブロックの比例代表176議席の計465議席を争う。
過半数は233議席。安定多数は244議席、絶対安定多数は261議席。3分の2は310議席。
table:獲得議席
政党 選挙区 比例 計 解散前 備考
自民 189 72 261 276 追加公認2人含む
公明 9 23 32 29
立民 57 39 96 110
維新 16 25 41 11
国民 6 5 11 8
共産 1 9 10 12
れ新 0 3 3
社民 1 0 1
無所属 10 0 10
欠員 4
計 289 176 465
自民は開票前は単独過半数かという話しだったが、終わってみると単独で絶対安定多数を確保。前回、前々回が勝ちすぎていたので、まあ、勝利と言って良いのでは。
立民は開票前は共産党等との共闘による野党系候補一本化の効果で議席増という話しだったが、終わってみると議席減。217の小選挙区で野党候補を1本化し、内213の小選挙区で立憲が候補者を擁立。小選挙区は48議席から57議席に増えたが、比例代表は62議席から39議席まで減った。
維新は地盤の大阪では15選挙区で全てで自民に勝利し、全体の議席も大幅増。野党第2党に。
国民は比例での得票は一定の支持を得たと解釈出来るか。
共産は立民との共闘が評価されず、か。
東京8区で自民の石原伸晃元幹事長が落選。
大阪10区で立民の辻元清美副代表(61)が落選。
投票率は小選挙区が55.93%、比例区が55.92%。2014年の52.66%、2017年の53.68%に続く戦後3番目に低い投票率。2009年は69.28%だった。
得票数トップは神奈川15区の河野太郎前行革担当相の21万515票。
得票率トップは鳥取1区の石破茂元幹事長の84.07%。