リレーショナル型
行と列を持った2次元の表にデータを格納するモデル。
複数の表を組み合わせることによって多様なデータに柔軟に対応できる特徴がある。
階層型やネットワーク型ではデータが格納されている構成を理解する必要があったが
リレーショナル型はその影響が少なく
プログラムとデータを独立して管理しやすくなる。
現在は多くのデータベースでリレーショナル型が使われている。
リレーショナル型データベースの保存方法
テーブル
表形式でデータを格納する
この表のことをテーブルと呼ぶ。
格納するデータの種類ごとにテーブルを作成することができる。
カラム
テーブルの列に当たるもの。
レコード
テーブルの行にあたるもの。
フィールド
一つ一つの入力項目のこと
この表全体を
フィールド カラム1 カラム2
レコード1 フィールド フィールド
レコード2 フィールド フィールド
テーブル結合
テーブル結合は複数の関連するテーブル同士を組み合わせてデータを取得する方法。
テーブル結合行うためには関連する2つのテーブルにあらかじめテーブル同士を紐付けるためのキーとなるカラムを用意しておき
そこに保存された値が一致するとレコードをペアにして1つの行として出力する。
リレーショナル型のメリットとデメリット
メリット
データに細かく規則を設けることで整合性を保ち、情報の登録や取得が正確に行える
デメリット
データが膨大になると処理速度が遅くなったり、データを分散できなかったり表現しにくいデータがある