記号創発スタディノート#3 記号創発システムとは何か? ~認知・社会と記号のループ構造~
https://note.com/symbol_emerg/n/n7b86019aaff6
個人の目線
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認知システムとしての私たちは「閉じている」
エージェント、つまり認知や行為の主体のレベルでの記号創発問題
物理世界・他者との相互作用からいかに記号を使えるようになるのか
表象
外的表象
内的表象
神経表象
機械学習によって学習された表現=内部表現
内部表現=内的表象
表現学習を行うもの:
ディープニューラルネットワーク(CNN、RNN、Transformerなど)
オートエンコーダ
単語埋め込みモデル(Word2Vec、GloVeなど)
生成モデルの多く(VAE、GANなど)
グラフニューラルネットワーク
表現学習を行わないもの:
線形回帰(特徴を変換せず直接使用)
ロジスティック回帰
サポートベクターマシン(カーネルを使う場合は微妙なラインですが、通常は特徴表現自体を学習するとは見なされません)
k近傍法(k-NN)
単純なランダムフォレスト
ナイーブベイズ
ボトムアップに表現を学習する手法
私たちが「内的表象」を持ち、外部環境との相互作用によって内的表象を変えていくことで、記号の意味理解ができている
社会レベル
記号の恣意性
組織化していき
組織化された記号システムとなる
そうして、こうした記号システムは個々の記号使用に制約を与える
人やロボットが記号を通した相互作用をするなかで、外的表象としての記号システムがいかに創発するか。
確率的生成モデルを用いた定式化
ロボットでの内的表彰の学習を可能にする
内的表彰の表現学習と外的表彰の双発のダイナミクスは似ている
これが集合的予測符号化
記号創発スタディノート#4 どんな分野とつながっているのか? ~学術融合で発展する記号創発システム論