フーコー
#単語帳
Claude
後期フーコーは規律権力論から転回し、古代ギリシア・ローマの**「自己への配慮(epimeleia heautou / souci de soi)」と「自己のテクノロジー(technologies of the self)」**の研究に向かった。
「自己のテクノロジー」とは「個人が自身の身体・魂・思考・行為・存在の仕方に対して、自分自身でまたは他者の助けを借りて、ある種の操作をなし、自らを変容させ、ある幸福・純粋・知恵・完成・不死の状態に達せしめることを可能にするもの」(『Technologies of the Self』1988)。 nih
フーコーは古代ストア派・エピクロス派・キリスト教修道制を通底するaskēsis(訓練・修行)概念を提示し、晩年は「生存の美学(esthétique de l'existence)」「自分の生を一個の芸術作品にする」というニーチェ的・古代的理想を称揚した。