Canvas Chat
#ミニペーパー
ChatGPTのCanvasのように、チャットの過程で何かsource of truthが更新されていくようなチャットを考えてみる。
→ 物質性/アイデア性、タイムライン vs. トポグラフィ
Geminiのリサーチ
‎Gemini - チャットと連動するドキュメント更新
これが難しそうなのは、AIとのチャットと違って「合意形成」を行う/可視化する必要があること
AIとのチャットは適当にドキュメントを更新して終わり!とできるが、人間同士のチャットではある人が編集したことにみんなが同意しないと編集してはいけなそうな感じがする
関係ありそうな先行研究
http://ccs.mit.edu/papers/CCSWP206/
Dialogue Document
既存のツールの問題点は何か
ChatGPTのCanvas
マルチプレイヤーでないので合意形成にフォーカスしていない
Notion, Google Docs, Overleafのコメント
体感値だけど、議論が収束しないことがよくある
全体を通したアップデートを追うのが難しい
コメントがすごい量になり、古いコメントも新しいコメントもごった煮で表示される
Pull Request ReviewやIssueの形式
一番近く、特定の位置につけたコメントをタイムラインの中で参照できる
でも結局ドキュメント自体は手で編集する仕組みになっていて、AIを使ったらそれをもっと楽にできると思う
どこまでをスコープにするのか
「AIと協力しながら、共通のドキュメントに関して合意形成する」ツール
作ってみたが、単純に旅行の計画を立てるだけではタスクの複雑さが足りないため、AIとのチャットでの利点である「チャットすることで自分がやりたいことがわかる」が起こらない
もっと複雑なタスク、最初は自分も何をすればいいかわからないようなタスクでないとダメか
あとAIが結構主体的にまとめてくれる感じのインタラクションでないと、ただチャット履歴を議事録にするだけになり面白みがない
そもそもAIがないと面白みがないのはいいのか……?
普通のツールの参加者としてAIがいる、というだけといえばだけ
それがクリティカルにツールの使い方を変容する & 分析の価値があるならいい、今のところはそうなってないけど
AIもチャットメンバーとしてまとめるのを促してくれる、プロアクティブなほうがいいかも?
話散らかる〜
そもそもCanvas Chatでやりたいのは、「チャットは議論をまとめる側の認知負荷が低い」「ドキュメント内のコメントは議論を発散させる側の認知負荷が低い」の両取りだから、その二人が存在するようなタスクでないといけない
申請書を書く
論文を書く
というか、ドキュメントにコメントできない限り両取りできるわけがないか?
何と何のハイブリッドをやるのかはっきりしていないねえ
タイムラインとトポグラフィのハイブリッドをやりたい
宣言的と手続き的
このへんの概念が一緒くたになっているな
GitHub PRの良さ:タイムラインがごっちゃにならない、一方で場所に紐づいた議論もできる
今のドキュメントが構造化されすぎてて要約感が出てしまってるのが悪い説あるな
もっとEmbark的な、簡潔でそれ単体が旅行計画になってるようなUIで、そっちをかなり手動で更新していくというシチュエーションなら、タイムラインとチャットが並列している意味がありそう
一旦友達と共同計画をやってみたが、長めの期間で、細部までしっかり決める感じじゃないと
一旦デプロイできるようにするか、誰かと話せるようにしておかないと