メタファー思考
#単語帳
本。
感性的メタファと悟性的メタファ
https://gyazo.com/2e042d179accc6d7a7fc2069a3c1fea7
悟性的メタファには一般認識メタファと戸別認識メタファがある
https://gyazo.com/d166410e2c3c2cac49394e3be3ad2561
経済学の種々の理論がそれぞれ異なるメタファ=ものの見方を採用しているという指摘。面白い
古典のアダム・スミス:「見えざる手」
新古典派経済学:「自然な」「成長」
ケインズ:「流れ」が「沈滞する」、「凍結する」。「均衡」が「不安定に」なったりする
マルクス:「戦場」であらゆる種類の「闘争」が繰り広げられる
「時間がある」について
「時間」が単なる「もの」のメタバーの段階にとどまっている限り、私たちは「時間」に関してあまり多くのことを語ることができない。(中略)しかし、私たちは語りえないものを語りえるものに変えようとして、凄まじい努力をする。実際してきた。それが人類の全歴史である。(中略)「お金」は、単なる「もの」よりうんと具象性に富む。この具象性を通して「時間」を眺めようとするのである。
「時間がない」と表現するのに、「ときがない」とは言わない。ここに「時間」と「とき」との端的な意味の差が現れる。「時間」は計量思考に基づく概念であるので、それが減ったり、不足したり、なくなったりするのだと気づく。