反脆弱性
反脆弱性=凸性=損失の下限が決まっている世界でかつ、利益の上限がほぼ無い
研究の世界、キャリア探し(クランボルツ理論)、焼きなまし法、ベンチャーキャピタル、アジャイル、オプション性
脆弱性=凹性=利益の上限が決まっている世界でかつ、損失の上限がほぼ無い
原子力発電所、巨大企業、目的型研究、ウォーターフォール
果ての国:べき乗則の世界、ロングテールが大きい、パレート
月並みの国:正規分布の世界、平均値中心に集まりがち
高エクスポージャー:ある影響が際限なく広がり拡大していく可能性が高いこと
低エクスポージャー:影響が一部に押し込められる可能性が高いこと
マトリクス
https://gyazo.com/6d56a2966ecd3f28901e8400be43d1e0
頑健化:例えば原子力発電所は、ときに最悪の事態を引き起こす「果ての国」タイプの構造物である。もしエクスポージャーが高いと、被害が広がりチェルノブイリのような事態が起こる。エクスポージャーを低くする(例:地中に建設し、石棺化を容易にする)などの方法で、「脆弱」な状態から「頑健」な状態にシフトさせるほかない。
バーベル戦略:9割のリソースを安全盤石な状態で保ちつつ、1割をハイリスク・ハイリターンなものに投資する
=>損しても1割損で済む もし当たれば利益が大きい
ティンカリング(いじくり回し)
ランダムに探索をし良いものを見つける。目的論でなにかを探していっても極端に良いものが見つかりにくい。
理論の多くは研究より現場での試行錯誤から生まれる。理論が現場の行動を生み出すのではない。
医原病
短期的な相場にいちいち反応すると損失が大きくなる
インデックス投資的に長期相場を追うことで、対象全体の反脆弱性、しなやかさ(過剰補償、超回復)を最大限に活かせる