ブロックチェーンは世界を良くするのか
不勉強ながらつらつら書いてるので間違ってるとこもありそう。
論点の整理という感じ。よろしくお願いします。
公正な記録という面
約束を空中に固定する装置
比較的改竄しにくい
公正な記録があることでいろいろなことが不正なくフェアに行える部分はありそう
政治的なトピックに関する記録がブロックチェーンでなされることで、ソースをたどりやすくなってフェイクニュースが減るとか
「記録をする」という作業の部分での改竄を防げるのか
記録には解釈がつきまとう
Wikipediaにおける編集合戦的なものがブロックチェーン上で行われたとき「正しい記録」は勝てるのか
宿命的に信頼を得ることが難しく、かつ公平公正であることがビジネス上重要な領域(カジノあるいはカジノ業者のような)では、ブロックチェーンを利用するメリットが大きいかもしれません.
取引自体をブロックチェーン上でやる場合は問題なさそう
実世界の出来事をブロックチェーン上に転記するときに問題がおきそう(たぶん
評価経済
あらゆる行動が記録されて評価される(かも)
人の信用がブロックチェーンを参照してなされる(かも)
中国のソーシャル与信onブロックチェーンという感じ
数値化された信用が、その人の生活や仕事のしやすさダイレクトに響く
モラルの維持は本来、国家による法律と罰=暴力で行われていた
資本主義的な金銭面でのモチベーションをもとにモラルの維持が実行されるようになる
結果としてモラルあるいい人が増える(かも)
問題点
モラルの高さは文化資本=経済格差を結局反映し再生産するだけかも
「信用=失敗しないこと」だったりすると、イノベーションやとがった表現、アートなどを担う人が絶滅しそう
信用やモラル以外の側面(リスクに対するリターンやクリエイティビティ)も評価される仕組みができたらよさそう