チームと評価経済・トークンエコノミーについて
お金2.0(佐藤航陽)の話とチームや地域の話がつながるので個人的に整理
エコシステムと評価経済と資金調達
「テクノロジーによって経済は『作る』対象に変わった」p142
エコシステムを作るようなビジネスにおいて、通過を発行して自ら経済圏を生み出すようなことができる
エコシステム内でのチーム形成を促進したり、社会的な行動を促すことが経済的なメリットをインセンティブにできるようになるかも
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評価経済や価値経済においては、社会的な価値(持続的な社会を生み出すような行為)により本人の評判が高まり、それが資金調達につながりやすくなる
ミレニアル世代と社会的意義
ザッカーバーグ「僕らの世代にとっての課題は、『誰もが人生の中で目的(意義)を持てる世界を創り出すこと』」p215
ミレニアル世代は物質的に満たされてるので、経済的な成功をゴールにできず、何を人生の意義にすべきかわからない状態
人生の意義をはたらく人に提供できる企業の価値が高いとしている(GoogleやFacebookを例にあげながら)
社会的事業に関わっていたり、それに投資していたりすることが、人生の意義を感じたいというニーズを満たすことにつながる
ニュース
想定される対象:地域内の任意団体、多様な主体を含むチーム、企業内のチーム
クラウドファンディングとの競合:資金調達の手段なので、ユーザー的には明確に差がないとわかりにくい(ICOに関して、配当的なサービスはともかく値上がり益を期待して買ってくれる人がいる層と、自分のサービスや製品の層がマッチしてないと厳しそう)
クラウドファンディングとの両立:クラウドファンディングは広報面やリターンの設計という面でサポートをが手厚い部分もあるので、そういう機能はICOと両立しうる
上場すると株価を保つ責任なども生まれるし、インサイダーなど面倒なことも増えるが、そのあたりはICOでも同じ
上場しなければよかったという声も聞くので、そのあたりは難しいところ
キャンプファイヤが社会性のある事業の支援を打ち出し、投資の面でも鎌倉投信など社会的な投資が生まれてきたことを踏まえて、ICOのような仕組みもソーシャルなものとして今後普及していく可能性がある
ICOから生まれた株主コミュニティのようなものも、サロンやコミュニティなどの流れと繋がっていくかも?