グランズウェル読書メモ
グランズウェルの戦略
耳を傾ける(傾聴戦略):リサーチ、顧客インサイト獲得
話をする(会話戦略):広告より双方向的なコミュニケーション
活気づける(活性化戦略):顧客の影響力(口コミ)などの活性化
支援する(支援戦略):顧客が助け合えるように(サポートコストが高く、顧客同士の親近感があれば)
統合する(統合戦略):製品設計過程への顧客の参加など(ほか4つのいづれかを達成後のほうがよい)
目的を元に顧客とのコミュニケーションを設計しないと本末転倒になる
ファンベースでも同じことが語られていたが商品を軸にしたコミュニティは成立しにくい
業務改善を軸にしたお役立ちコミュニティと考えたほうがうまくいく可能性は大いに高まる
コンスタントコンタクトの「コネクトアップ!」がうまくいったのはスパム業者になりたくないというジョブを解決するものとして機能していたから?
コミュニティ自体が解決するジョブが強くないと厳しい(PGのコミュニティも同じ)
「ファン化の指標」(≒顧客ロイヤリティの計測)困ることが多い
購買価格を指標にすることもあるけど、購入価格が高いからと言ってファンとは限らない
何を顧客管理の指標にするかによるが、例えば口コミでの製品の拡大が目的なら、「口コミ=記事の作成、シェア、実際に他人に勧めた数」などでファンかどうかを計測するのがよい?
もちろんファンの方々にはそれぞれ、製品や企業と向き合ってきた気持ち、歴史、愛があるので、一定の尺度は持ち込みにくい
各々の気持ちに合った多様な尺度が必要