参考:ニシザキの台本
スポンサートラック、サブトラック紹介
はい、スタッフのニシザキです。
私からはこの後のスポンサートラックとサブトラックの見どころをご紹介させていただきます。
お昼休みにかかってしまい恐縮ですが、面白いセッションが盛りだくさんなので
是非ともお聞きいただけたらと思います
まずはスポンサートラック4本から紹介します。
(スライド送り)
1本目、株式会社シナジー研究所さまのスポンサートラックです
Redmineの導入運用支援サービスVisiWork(ビジワーク)の進め方と具体例のご説明があります。
また、株式会社バリューソース神崎善司(カンザキ ゼンジ)さまをお迎えして
システム要件定義手法RDRA(ラドラ)2.0とバックログについてお話しいただきます。
最初のセッションが13:10からで、計3つのセッションがあります。
(スライド送り)
2本目、ファーエンドテクノロジー株式会社さまのスポンサートラックです
同社代表でRedmineコミッターでもある前田さまをはじめ、
Redmineの開発に協力している同社のエンジニアのみなさまに登壇いただきます。
講演者への質問コーナーやプレゼント企画なども予定しています。ぜひお気軽にご参加ください!
最初のセッションが12:20からで、計5つのセッションがあります。
(スライド送り)
3本目、株式会社アジャイルウェアさまのスポンサートラックです
Redmineにこんな機能欲しかった!をプラグインで実現した『Lychee Redmine』の機能紹介やワークショップの他、
進捗・負荷予測の見える化に成功したユーザー企業様からの事例セッションもあります!
最初のセッションが12:15からで、計10つのセッションがあります。
(スライド送り)
4本目、NTTコムウェア株式会社さまのスポンサートラックです
全社をあげてRedmineを導入中のNTTコムウェア株式会社さま。スポンサートラックではその活用方法をご紹介いただきます。
見どころは、14:50から。MantisやJIRAを導入してきた「キタニ」さまと
コムウェア随一のRedmineの使い手「マツタニ」さまによる
『【対談企画】Redmine導入経験×Mantis・Jira導入経験』。ツール導入を成功させる秘訣をお伝えします。
ご来場、お待ちしています。
最初のセッションが13:05からで、計4つのセッションがあります。
ここまでがスポンサートラックの紹介となります。
(スライド送り)
そしてサブトラックでは、
私が担当するRedmine入門者向けワークショップ、同じ内容が計2回と、
14:10から「みうみう」こと「みうらかずひと」さまより
「「情報」を「書く」ということカッコ仮」というタイトルのディープなセッションがあります。
こちらにも是非とも足を運んでいただけたらと思います。
(スライド送り)
ということで、駆け足になりましたが私からのご紹介は以上になります。
ご紹介したとおり面白いセッションが盛りだくさんです。
REDMINE JAPAN vol.2 ここからもお楽しみください!
なお、お昼休みにはZoom EventsのロビーでスポンサーさまのCMを流しておりますので、
こちらも是非ともご覧いただけたらと思います。
それではみなさん、次のセッションへの移動やお昼休みをとるなどしてお過ごしください。
ありがとうございました。
パネルディスカッション
みなさまお集まりいただきありがとうございます。
パネルディスカッションの進行を務めるニシザキです。
タイトルは「これからのRedmineに必要なモノ」ということで、
パネルディスカッションとしては30分と短めの時間ですが
みなさまにも楽しんでいただけるように盛り上げていきたいと思います。
それでは早速、パネリストの紹介に移ります。
まず最初に、本日集まった3人なのですが、みんなRedmineパッチ会という会のメンバーです。
Redmineパッチ会では、Redmineの改善に興味がある人たちが
月1回のペースで集まってプログラミングしたり仕様検討したりしています。
本日ニシザキは進行役兼パネリストということでの参戦となります。
ちなみにニシザキはRedmineパッチ会の運営に携わっているメンバーです。
なんだかんだでRedmineのことはよく知ってるつもりだと思ってはいるのですが、
パッチ会に参加するたびに新しい気づきもあり、まだまだ未熟だなあというところです。
続いて、他のおふたりにも簡単に自己紹介をいただきます。
それでは石川さん、お願いします。
(石川さん自己紹介パート)
石川さんありがとうございました。
続いて加藤さん、お願いします。
(加藤さん自己紹介パート)
加藤さんありがとうございました。
この3人で進めていきますので、ご参加のみなさまよろしくお願いします。
それでは、ディスカッションテーマに移ります
ディスカッションテーマは、1つだけです。
「これからのRedmineがどのように変わっていくと望ましいか?」
時間が短いこともあるので、この1テーマでできる限り広げていきます。
基本的には、タスク管理やプロジェクト管理などでRedmineを活用している人たちが、
Redmineがこういう風に変わっていけば嬉しくなるだろうなということを
見た目や操作性の向上、新機能など何でもありで、
とにかく各人が抱いている理想を語りあっていきながら
ワクワク感を膨らましていきます。
ここまでは台本どおり進めているのですが、ここから先は台本なしです。
何が出てくるかニシザキにもわかりません。
Redmineパッチ会のメンバーは、Redmineを改善するにあたって
「今はこうなっているから変えるのが難しい」だとか
「大勢が納得する仕様じゃないと提案が飲まれないだろう」とか
いろんな苦労をしているのですが、この場ではいったんそんなことは忘れて、
日頃のうっぷんを晴らすかの如く語っていきたいと思います。
ご参加のみなさまからも何かツッコミがあればチャットにおねがいします。
可能な限り拾っていきながら進めていきます。
それでは時間いっぱいになるまで進めていきましょう。
ここで、スライド表示は終了してイマーシブビューに切り替えます。
ということで、早速なのですが、
石川さんはどういったところが変わると望ましいでしょうか?
(石川さんパート)
なるほど、~ですね。では加藤さんはどうでしょうか?
(加藤さんパート)
あとは流れで、3人とも思い思いに話す感じでOKです。
3分前くらいに話を切るようにします。
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14:37
さて、盛り上がってはいますが、そろそろお時間なので締めたいと思います。
このディスカッションの中で出てきた話は、今すぐ実現できないものもあるかもしれません。
しかし、こうやって言葉にして共有することで、
もっと良いアイディアを生み出す土壌になったり
どこかで誰かがアイディアの実現に挑戦するきっかけになったりなど
大きな意味をもってくるのではないかと考えています。
本日ご参加いただいたみなさまも、今日この場だけの話でなく
これからのRedmineについて身近な人たちとディスカッションしたり
世の中に発信したりしていただけると、
Redmineの更なる発展につながっていくんじゃないのかなと考えています。
これからもどんどん盛り上がっていきましょう。
本日はパネリストのおふたり石川さん加藤さん、ありがとうございました。
みなさまもご参加いただきありがとうございました
REDMINE JAPAN vol.2 は、この後もまだまだ楽しいセッションが続きますので、引き続きご参加ください。
次の事例セッションは14:50からはじまります。
それでは本セッションをクローズします。ではでは~
入門者向けワークショップ
みなさまお集まりいただきありがとうございます。
入門者向けワークショップの進行を務めるニシザキです。
早速ですが、本日のワークショップで使うRedmineをお見せしております。
見えておりますでしょうか。
ワークショップの内容はこちらのRedmineに掲載しております。
このあと、チャットにURLを貼りますのでみなさまもお手元でアクセスしてください。
短い時間でのワークショップですので内容は簡素ですがご容赦ください。
それでは説明に移らせていただきます。
最初に本ワークショップのターゲット層です。
まず「Redmineの存在は知っているけど触ったことがない人」
どこかで本日のイベントを知って「Redmineってどんなもんだろ?」と
足を運んでいただいた方などを想定しています。
次に「Redmineを使わされているけど、もっと上手く使えないのかともやっとしている人」
みなさんの職場などでRedmineを使うぞと言われて使ってはいるけどなんだかしっくりきていなくて、
このイベントに参加することでヒントを掴もうとしている方を想定しています
最後に「Excelでのタスク管理から離れたくて色々調べたところRedmineに行き着いた人」
これはもうそのままですね。Excelやその他スプレッドシート系のツールでの管理にうんざりして
なんとかしたいという方を想定しています。
そんな方々に、このワークショップにご参加いただくことで
次に示すゴールへ辿り着けるように、お力添えできるようにがんばっていきたいと思います。
1つ目は「Redmineが用意されたらすぐにチケット作成/更新ができるようになる」
2つ目は「今使っているRedmineをもうちょっとうまく使えるようになる」
3つ目は「今後の自分たちの仕事にRedmineを使いたくなるような気になる」
というところです。
Redmineを使いこなす前の、大きな第一歩を踏み出すような、
そんなイメージを持っていただけたらと思います。
続いて、ワークショップの進め方です。
前半は、ニシザキからみなさんにRedmineチケットの特長と使い方を説明しながら進めていきます。
だいたい20分から25分くらいを想定しています。
後半は自由時間と質問コーナーにします。
実際にRedmineを触りつつ、気になることがあればQ&Aにどんどん書き込んでください。
Q&Aについては前半の説明中にもどんどん入れてもらって大丈夫です。
拾いながら進めていきます。
チャットを賑やかしていただいても全然OKです。
チャットでの質問は拾い損ねるかもしれませんがそこはご容赦ください。
ここまでよろしいでしょうか。
はい。それでは、説明に移らせていただきます。
まず最初にRedmineの特長について説明しようと思うのですが、
ここからRedmine界隈で広く知られている資料をベースに説明していきます。
こちらは、午前中の招待講演でご講演いただいた前田様が
公開している資料「はじめる!Redmine」です。
この資料は私が自職場でRedmineを布教するときにも使っておりますので、
みなさまにとってもお役立ちの資料になるとは思います。
本日ご参加いただいている方の中にはすでに参照されている方もいらっしゃるかもです。
本日は、この資料からチケットに関する部分を掻い摘んで説明していきます。
それではサクサクっと見ていきましょう。
まずはスライドの6ページ目、
Redmineの中核機能は「チケット」によるタスク管理です。
本日お話するのはこの部分です。他にも色々便利な機能はあるのですが割愛します。
で、タスク管理だとは言ったのですが、実はタスク管理などに限らず、
Excelやスプレッドシートで一覧表を作りたくなるような
仕事は割とうまく扱えます。
では、具体的にはどういうことなのというと、ちょっと飛んで13ページ目です。
このイメージを掴んでいただくことが大事かなと思います。
この一覧表の1行分がチケット1つ分だというイメージをしっかり押さえておいてください。
このイメージを持っていれば、この後に続く話もイメージ付きやすいと思います。
で、次からのページを見るとわかりやすいと思いますが、
Excelやスプレッドシートの1行に書こうとするよりも
色々なことが書けるようになることがわかります。
たとえば16ページの作業やコミュニケーションの履歴が残せるという部分ですが、
こういった課題解決までの経緯を詳細に記録しようとすると
Excelやスプレッドシートだと厳しいですよね。
たとえばセルの中で何日に誰が何々したとかたくさん書かれることがあると思いますが、、
こうなっちゃうと書く方も読む方も辛いですよね。
これがRedmineだとスッキリと書けちゃうわけなのです。
で、次のページではファイル添付ができるとありますが、
これもやはりExcelやスプレッドシートだと厳しいですよね。
わざわざ別紙を置くための共有フォルダとか用意して
そこに別紙を置いてリンクを貼っておくとか面倒ですよね。
これもRedmineだとチケットに直接アップロードできちゃうわけなのです。
で、次のページでは、大きな課題を細分化できるとあります。
Excelやスプレッドシートの場合、たしかに行を追加するとかでもできそうですし、
細分化した行が少ないうちは人力でも追いかけることができますが、
数が増えてきたらどれとどれが終わらないと次に進めないかがわかんなくなっちゃいそうですね。
そりゃあ時間をかけて表をメンテナンスすれば整理はできるかもしれませんが、
そんなところに時間かけること自体がもったいないですよね。
そういうこともRedmineだとちょっとした操作だけで済ませることができちゃいます。
次のページは関連ってのもあるのですが、これもRedmineだと簡単にできます。
というわけでここまでが、このワークショップで押さえておきたいRedmineの特長になります。
他にもいろんな特長があるのですが、興味がある方はこの資料を読んでみたりしてください。
それでは、ここからは実際の画面を見ながら説明していきます。
実際にいくつかのチケットを登録した状態の画面です。
この「チケット」タブを開くと、チケットが一覧表示できていることがわかります。
この1つ1つの行が1つのチケットになっています。
で、実際にチケットの題名をクリックすると、そのチケットの中身を見ることができます。
ここに、今誰がこのチケットを担当していて、どんな状態で
いつまでに終わらせなきゃいけないかの期日があって、
ここまでの作業の経緯がチケット中のコメントに記述されているわけですね。
これを見れば、このタスクの進行状況がちゃんとわかりますね。
それではもう一度先頭に戻って、大事なポイントを順番に見ていきましょう。
まず題名です。これはメールの件名と同じような感じで、
1行で意味が伝わるようにつけるのがコツです。
次に担当者、これは現在誰が玉を持っているかを示しています。
この後、チケットを更新するときにも話すのですが、
「現在誰が玉を持っているか」がとても重要なポイントになります。
ここでスライドの35ページにも触れますが、
チケットの担当者はこのような考え方です。
仕事を任された人ではなく、現在何かしらの作業をしなきゃいけない人です。
よく見かける作業線表(ガントチャート)だと、
上の例に書かれているように「仕事を任された人」を書いて
再スケジュールしない限りはずっと固定したまま進めることが多いと思いますが、
Redmineのチケットでそれをやるとダメなんですね。
そして、次ページにもあるように、みんなでチケットを終了させて仕事を終わらせる。
これがとても重要です。
チーム全体がこのような考え方に変わっていかないとRedmineは真価を発揮してくれません。
もしかすると「明日の仕事を変えるために必要なモノ」はそういう組織文化に潜んでいるかもしれませんが、
このワークショップでは深入りしないことにします。
ただ、担当者についての考え方は重要なので、忘れないでいてください。
では戻ります。
そして、次にステータスです。
これもスライドを見た方がいいですね。40ページです。
このように今作業のどの状態かを示すように使います。
このスライドはあくまでRedmineのデフォルトのステータス遷移で、自由に変えることができます。
どう使うかはチームで相談して決めるのがよいと思います。
私の場合は、新規と進行中と終了しか使ってないことが多かったりします。
次のページの簡略化版みたいなものですね。
とにかく、大事なのは今どの状態にいるのかを示すことです。
まだ着手していないのか、着手しているのか、終わったのか、などなどを明確にしましょう。
次は、期日です。ここにはそのタスクを終わらせなきゃいけない日を入力します。
そうすることで「今週期日を迎えるチケットの一覧」など絞り込んで表示されることができます。
これは後でお見せします。
そして説明です。
ここにこのチケットで何をしなきゃいけないのかを明確に記しましょう。
課題管理であればどういう課題がクリアしなきゃいけないのか、
タスク管理であれば、どういう作業を済ませなければいけないのか、
バグ管理であれば、期待すべき動作はこうあるべきだが実際にはこういう動作をしていて問題だと
ちゃんとわかるように記しましょう。
ここまでの話を聞けば、スライド27ページの
「チケット作成で気を付ける点」もイメージしやすいかと思います。
題名だけで内容がわかるようにするには複数の話題を混在させられないですし、
単一の話題に絞ることで自然と粒度も小さくなります。
で、終了条件は明確にってことですね。
あと、もう1つ、トラッカーというものがあるのですが、
これは後ほど説明します。
ということで、ここまでチケットの主要な項目について説明しました。
引き続き、チケットの一覧表示について見ていきましょう。
このチケット一覧なのですが、
デフォルトでは未完了のチケットが表示されています。
また、表示されている情報もチケットの一部だけということがわかると思います。
この表示をうまく扱うのが、フィルタとオプションです。
これを活用することで、自分が見たい切り口で情報を見ることができます。
たとえば、フィルタを外すとすべてのチケットが表示されます。
また、オプションを選択することで非表示の項目も見ることができます。
たとえば、開始日や期日を見たい場合は、このように追加すればよいです。
あとは、たとえば今週が期日のタスクとか、色々見れるわけですね。
これは是非、みなさんもお手元でお試しいただけたらと思います。
さて、ここからは実際にチケットを作ってみましょう。
まず、ユーザーの登録をお願いします。
画面右上の登録するリンクからユーザー登録できます。
氏名は、このワークショップに参加するメンバーに見えてしまうので
差し支えあれば適当なニックネームを入力ください。
メールアドレスは隠すことができるのでお持ちのメールアドレスを登録ください。
なお、このRedmineは翌月には廃棄しますので、情報が残ることはないです。
ユーザー登録できましたら、こちらで
サンドボックス用プロジェクトのメンバーに追加します。
このプロジェクトはログインしたユーザーにしか見えません。
続いて、チケットを作成してみます。
わざとらしく担当を振ってみたりしますね。
次にチケットを更新してみます。
ちょっと違和感あるのが、
コメントを入力するのにも「編集」を選ばないといけないってところと、
説明を編集しようとすると「説明」を開かなきゃいけないところですが、
ここは慣れかなと思います。