KMC Advent Calendar 2021
最近国立国会図書館(NDL)とのI/Oをしたので、みなさんも気軽にできるように、詳細を書き記します。 input
「電撃マオウ2011年12月」の読切で載っているもので国立国会図書館で読めますよ
以前このツイートを見かけてたので、次にNDLに行った時には出してもらおう と思っていた(NDLで読みたいもの)。 遠隔複写を申し込むには、どの本のどの場所を複写してもらうかを特定する必要があるが、今回は電撃マオウ2011年12月であるらしいとわかっている。 記事名/作者名も今回は既知なのでそれぞれ「魔法少女はバレてはいけない」「伊藤いづも」で問題ない。
https://gyazo.com/0b8486a3dd511de80351a7f85f37823c
これで申し込めば、今は遠隔複写requestがたくさん来ているらしいので2週間ほどかかったが、上記範囲が複写されて送られてきた。
気になった読切が読めて満足です! 気になった人は……複写をやってみましょう!
料金は中に振り込み用紙が入っている感じで、なんと後払い。今回は送料手数料合わせて700円弱だった。
input まとめ
利用登録さえ済ませておけば、こんなに簡単に遠隔複写が申し込めることを知ってしまったので、過去の読み切りとかで気になるものをみつけたら、どんどん使っていこうと思いました。
output
「納本制度」とは、図書等の出版物をその国の責任ある公的機関に納入することを発行者等に義務づける制度のことです。わが国では、国立国会図書館法(昭和23年法律第5号)により、国内で発行されたすべての出版物を、国立国会図書館に納入することが義務づけられています。
これは、「国内で発行されたすべての出版物」を対象としているため、我々が作成した本についても適用されます(もちろん、納入しなかったと言って可罰性があるかというと……)。
つまり、我々が書いた同人誌も、納入する必要があるということです。
同人誌を納本している記事はインターネットにもいくつかあり、以下を読みながら参考としていました。
というわけで、KMCの部誌、独習KMCの新刊をこの度刷ったので、納入していきます。 レターパックに、最新号であるところのVol. 17(と、納本が滞っていた既刊)を入れ、以下のメモを同封して本館へと送りました。
code:memo
納本者(送付者)は京大マイコンクラブ本人(担当: 久我山)です。
納入出版物代償金は不要です。
受領書の送付を希望します。
蔵書とできない際は返却を希望します。
送付先: <住所>
Vol. 14については、送付時から折れ曲がっています。
"NF Graphics feat 2018" の
発行者は 京大マイコンクラブ
発行日は 2018/11/21 です。
これが到着して、しばらくしたら以下の手紙が来ました。
https://gyazo.com/e5e87f334ba34a40e494dc39439f461e
いくつかのoptionがあります。
何を納本すべきか?
Q1:どんなものを納めなければならないのですか?
A1:原則として、頒布を目的として相当部数作成されたすべての出版物です。図書、雑誌・新聞だけでなく、CD、DVD、ブルーレイ、レコード、楽譜、地図なども対象となります。
とあるように、ありとあらゆるものを収めるのがよい(例え二次創作でも収めるのが適当と私は理解しています)。
今回の場合は全て1次でしたが。
頒布価格の5割とかなので、大きな金額とはならず、今回は求めることによるやりとりがめんどくさかったので、不要としました。
上記のお手紙が来てから、実際にndl onlineに反映されるまで、さらにまた期間があります。
を数日おきにリロードしていると、中間状態っぽいものが見えます。
https://gyazo.com/c9a9bfb225fd03100397075e141f5558
しばらくしたら、これが利用可能な資料となるのでしょう。
とにかく、これでVol. 17は永久に利用可能であることが期待できます。よかったね。
探しています
outputまとめ
同人誌も納本しよう。未来永劫残って嬉しい。
送りつけるだけでだいたいOK(綴じられている必要はあり、コピ本とかでは受け入れてくれないらしいぞ!)。
納本されていることで、後々参照されることができる。
自宅の本棚より良い環境で保存されることが期待できる。
独習KMC vol.11を探しています。
全体まとめ
確保・収容・保護
全てを記録していきましょう。