レス記事「そらでやるのと字をかいてゆくこと」
R-Styleで記事を書いてくださってありがとうございます。
さて、自分のこの「頭のなかのくらやみ」について、まあ断片を書いただけなので説明しきっていませんでした。
自分は、たぶん、あほに属する人間なのだと思います。
うまく、言語化ができない。もっといえば、脳内があまり言語で構築されていない、と考えることがあります。
自分の頭のなかは、たぶん、一般的に「文章を書くような人」よりも、格段に「非=言語」のようです。
頭の中から「考え」を出すことが、うまくありません。
「●●について、どう考えていますか」と問われても、正直いうと「何もありません」が近いです。
頭の中に、常にくらやみのガス星雲があります。
それはどう見ても(見えるのです)、言語ではない。言語思考ではない。
なんとか、感情とか意味の方向性、ベクトルとかで、言語で表現できそうなもの、似ているものを、言語というブロック記号(レゴブロック的な)に無理に当てはめて、記号素材をゲットして、配置していく…それでやっと現実において「言語化」します。
「そらで考えられない」人です。それを表現しようとしたら、たぶん抽象絵画になります。
この文章をかけているではないか? 頑張っているだけです
現実において「言語化」が必要なのですが、その際、「字というブロック記号を操作」する必要があります。
というか現実にブロック記号素材を「落として」、設置して、はじめて考えられる。
もっといえば、「文を作る」とは、自分の場合は、現実に言語ブロックを落とし、それからその言語ブロック素材を「デザイン」するというか。コラージュ絵画を作っていく感じ。
そういう形で、自分は思考の言語化をしています。言語は、自分にとって当たり前にあるものではありません。あほの所以です。
では、このくらやみを、全部言語化してってくことなんですが。
そもそもくらやみは、言語じゃないから、言語にすると「コレジャナイ」感があります。
でも言語にしてみて、言語ブロックにする。現実に落とす。すると、いくばくかは情報が欠落します。
そしてデザイン、コラージュ作業に至って、ようやく多少は復元できます。くらやみのガス星雲が、なんとか人に伝達できる形になりかけました。
しかし、頭の中には、すでに違うくらやみガス星雲ができているのです。こりゃ全部の言語化は無理だ
このくらやみガス星雲が、やがて鬱とか、よくない思考を持ち運んでくるからこそ、自分は言語化、字化してるわけですが。
だから、すごい「排泄」に近いところがあります。感覚として、アナログノートに字を吐き出しているのは、ものすごい、トイレに入っている感がすごいします。
「そらで考え」られない。ただ、くらやみガス星雲がそこにあるだけ。
発想の源泉というにはあまりにくらやみで、茫漠としていて、負のオーラを感じる。ぼんやりしている。取り扱いはガス的に危険。何かがうごめいているらしいけれど、そこに命の暖かさを感じることはできない。
ふと、意識とは、脳が作り出したバグであるという「心理の原始」説を思い出す
最近、余計にあほになってきています。自分の日本語力が落ちてきている。
自分の日本語で、くらやみガス星雲を受け止めきれなくなってきています。
頭のくらやみを、アナログメモとかで書きなぐる行為を10年以上続けています。排泄的に、日常化しています。
だんだん、そこで書かれている言葉が、外国語率が高くなってきました。
この1年半くらい、新しい趣味として、外国語に手を出しています。いろいろかじって、現在アラビア語に苦戦しています(笑
自分の言語運用能力は以下の引用のとおり(上記雑記ブログより引用)
・日本語…母語。しかし脳内言語システムクラッシュがおきかけている
・英語(現在、講座に通って暗唱稽古中。海外の模型メーカの欠品にメール質問するくらいは書ける)
・ドイツ語(大学時代基礎はしっかり叩き込まれましたので冠詞や前置詞移動は大丈夫ですが、単語力がボロい)
・スペイン語(大学時代、わりとライトにやったので、基礎が怪しすぎる)
・ポルトガル語(近年、我が町に来日ポルトガル労働者が増えてるので、この言語やっとけば将来わたくし食いっぱぐれるこたぁないんじゃね的なスケベ心で始めた。いま、英語に次ぐ2番手の熱量)
・フランス語(大学時代、手を出さなかったので、長い間引け目を感じていたけど、いーかげん一念発起してはじめた。なんだ略記法にビビらなかったら馴染みやすいやん)
・中国語(大学時代の専門が漢文だったので、イージーモードいけるか?とスケベ心出したら、まぁインチキ適当ピジンならまだしも、ガチ運用においては全然ダメだぞ、という典型的パターンを味わってる)
・エスペラント語(悪かったな純百合ADVことのはアムリラート並びにいつかのメモラージョだよ)
・ロシア語(さすがに、八卦電影城の艦これ同人誌「ヴェールヌィのロシア語講座」はクリアするくらいは)
・フィリピノ語(フィリピン共用語。まだVSO構造、つまり動詞を冒頭に持ってくる文法基礎を体に叩きこみきれてない)
・アラビア語(上記リンク先記事)うわあ、文字が読めない
もう絵を描いたほうがいいんじゃないか、と思うけど、絵画は絵画で、これまた習得が難しい「言語」であります。
言語というか、意味伝達手段。デッサン、という
もちろん、倉下さんの記事に書かれている「発見可能性」があるからこそ、言語化は必要ですし
ただ、「可能性の剥奪」というふうに自分の断片を読んでいただき、「それは自分をかいかぶっておられる」と、自分のあほさを表明した次第です。事実として
頭の中のくらやみガス星雲を吐き出さないと「いけないのか」ということについてですが、まあ正直、このくらやみを抱え続けているのが、辛くて、怖い、っていうのはあります。正直
だって暗闇ガス星雲だから。あえて漢字で書きました
自分のなかにある自然、自分のなかにある宇宙、といえば聞こえはいいですが。しかし自然というのは、自分をあっちゅうまに簡単に死に追いやる、残酷な世界です
ふと、「コンピュータは、安定していない。ハナから常に壊れてるし、だましだまし運用していくんだ」っていうふうに柴田元幸のコンピュータ師匠の言葉を思い出します。
「あやふやさを暴きだす」こと。分析、客観視。
それは、そのとおりだと思います。くらやみがくらやみである以上、「間違い」は正しておかねばなりません。
また、自分はディスレクシアではないのですが、口頭トーク力に難を抱えているように思っています。
「●●について、どう考えていますか」と口頭で問われたら、結構こまる。
ブロックにさせてくれ!言語コラージュ操作させてくれ!台本を作らせてくれ!
あーうー、としか言えないパターン
やっぱり何も考えていないのでは?
そういえば、他人の記事に対してコメントはかけるけれど、自分から文章を書いていくのはしんどいなぁ、と思うことが多いです