その本は「贈り物」か
from「これから本を書く人への手紙」
たまに、「自分の書くものは贈り物じゃない」と言いたいときがある
それは憎悪
おそらく「なんであいつらに贈らないといかんのだ」という妄想の憎悪
誰に送るのだ
読者のことを考えないといかんのか
その時点で病んでいる自分
自分、過去の自分におくる
自分、未来の自分におくる
ちょっとズレた時間軸の自分に贈る
ヒマつぶしでいい、ズレた時間軸の自分を楽しませてあげたい
それは、今の自分が、いつかの自分に贈り物をしてあげられる
それが「自己肯定」の本当のところではないか?
原理