20201001 Chef Nomiのマスターキーの行方

SUSHIトークンの何が問題だったのか。

⇒Chef Nomiが全てを管理する権限(マスターキー)を持っていたこと。

2020/9/6、取引所の偉い人(アフロ)のコメント

『Chef Nomiはマスターキーを手放すことだ。Chef NomiがSUSHIをコントロールする限り、SUSHIに未来はない』

Well, first it's imperative that Nomi release all keys and continue with the migration.

As long as Nomi has control of Sushi, it does not have a future.

どういうことなのか。

↑こちらの1128行目から

contract SushiToken is ERC20("SushiToken", "SUSHI"), Ownable {

/// @notice Creates _amount token to _to. Must only be called by the owner (MasterChef).

function mint(address _to, uint256 _amount) public onlyOwner {

_mint(_to, _amount);

_moveDelegates(address(0), _delegates_to, _amount);

}

Chef NomiにはSUSHIを指先1つで発行できる権限があった模様。

⇒指先1つで世界を変える

現在のSUSHI TokenのOwnerは『SushiSwap: MasterChef LP Staking Pool 』となっている。

SUSHI TokenはもはやChef Nomiによって支配されたものでなく、

スマートコントラクトによって管理されるものとなったようだ

SUSHI Tokenの変遷…トークン自体は今のものと初期のものが同じ。

最初からMasterChefコントラクトによって作られている。

どうやってMasterChefコントラクトはChef Nomiの管理を離れたのか。

⇒MasterCHefコントラクト1615行目のdev関数の模様

// Update dev address by the previous dev.

function dev(address _devaddr) public {

require(msg.sender == devaddr, "dev: wut?");

devaddr = _devaddr;

}

これにより、SUSHIトークンはChef Nomiの管理を離れた。

『分散する寿司』

握り寿司⇒散らし寿司