WebAuthn
何か
FIDO Alliance(Fast IDentity Online)が発表した標準仕様FIDO2の一部として策定され、ブラウザ経由でパスワードレス認証を可能にする仕組み
FIDO2とは?
パスワードやSMS OTPよりもセキュアにID認証を行える認証規格
なぜ使うか
パスワード認証よりも簡単によりセキュアな認証方法を提供するため
嬉しいこと
クレデンシャルとなる秘密鍵は認証器に保存されているため、ユーザはパスワードを暗記する必要がありません。そのため、パスワードを忘れたり他人に見られたりすることはありません。
サービス提供者はパスワードの代わりに公開鍵を保存することになります。そのため、オペミスや外部からの攻撃によって、パスワードを漏洩することがなくなります。もちろんその際公開鍵が流出されることになり、パスワード漏洩と同じ深刻だと感じる人がいるかもしれませんが、サーバ管理者にとって秘密情報が含まれているパスワード(ハッシュ化済みのものにしても)を管理するに比べると、セキュリティリスクが低くなると言えるでしょう。
ネットワーク経路上にパスワードが流れるとがなくなり、認証プロセスがより安全になります
どのように使うか
パスワードの代わりに公開鍵/秘密鍵を使って認証を行う。サーバー側は公開鍵を保持しクライアント側は秘密鍵を保持する。
認証フロー
https://scrapbox.io/files/634f5fb7378cc7001d0e286b.png
いつ使うか(具体的な事例など)
すでにメジャーブラウザ(chrome, firefox, edge, opera, chrome android, firefox android, etc..)で実装されている
参考