週報 20230514~20230520
振り返り
技術
サンプルから制約の上限をヒントとして回答に辿り着くと良かった。だいぶヒューリスティックにも解ける問題で面白い。謎解き感もあった。
2進数は桁ごとに分解してbit演算で実装する方がシンプルになるな...
??10?1?が10以下になることは無い。なぜなら?を全て0に変えた時に0010010、つまり10000+10=16+2=18となり、これが下限。
もし30以下の最大の数を求めたい場合、下限の18に下の桁の?から順に1に変える(=2**1)にして)下限の18に加えていき、30を超えるギリギリを求めていくと答えが出せる。この場合は001+100=5を18に足した23が答えになる。もしその次の?を1に変えると100000=32を足すことになり30を超えてしまうのでだめ。
このように2進数は桁ごと分解してbit演算して比較した方が楽なので覚えておいた方が良さそう
十進数の場合は12345=10000+2000+300+40+5として考えることはよくあるけど2進数でも同じだな...(それはそう)
順列を全探索して枝刈りと細かいloopや累乗の処理をインラインやキャッシュして頑張ってRubyでも通した。想定解法ではないが...
ハロプロ
おそらく6月末に発表されるであろう娘。の新メンバーまではややハロプロ熱は落ち着いている気がする。
今週良かったインターネットコンテンツ
深夜にこの重量の文章のレビューを依頼してもやってくれる友人がいるという人間力に嫉妬した…
読書
海運の世界にコンテナを導入したことで物流に革命が起きた話。
序盤はコンテナ革命を起こしたマルコム・マクレーンのThe ベンチャー企業のイノベーターみたいなおっさんの逸話集みたいになってる。 イノベーションは技術ではなく実用化によってなされるという話の典型っぽかった。箱に入れてまとめて運送すること自体は昔からあったけど、おっさんは物流全体の最適化や人材の教育、政府との駆け引きなどあらゆる面で剛腕を発揮して従来の方式をひっくり返していた。1950年前後の話だがジョブズの逸話と似てる部分がある。
イノベーションによって莫大な儲けを上げる人、職を奪われる人がおり、主にそれに抗う人たちの話は攻防が特に面白い。
コンテナの導入と規格化で今まで泥臭い人間仕事をしてきた沖仲仕の仕事が奪われることになるのでまず労働組合や港湾の組織が大反発。
なんとかして正社員化や退職金の確約、労働の安定供給などを取り付ける
その後コンテナによる運輸は爆発的に広がり、職を奪われると考えていた労使共々その予想に反して、人手不足に陥る。というのも需要が供給に追いつかない状態になるほど忙しくなったから。
結果として沖中氏たちはコンテナ導入以前よりも忙しくなってしまい、今度は彼らの方から機械化を進めてくれ...と雇用者側に依頼するまでに至った。それにより結果的に機械化はどんどん進んでいくこととなる。
北風と太陽みたいでイソップ童話感がある
ChatGPTをはじめAIの発展が急速に進む昨今、プログラマー不要説が囁かれたりするが、次は我々プログラマーたちこそ現代の沖仲仕になるのではないだろうか。
その他
33歳になった
圧力鍋を購入した。早速肉骨茶を作ってみたがとんでもなく肉がほろほろになるので便利。魚の煮付けとかも味がすぐ染みて美味くできる。6000円しないくらいだったけど料理する人にはお買い得かもしれない。