エンジニアリングが好きな私たちのためのエンジニアリングマネージャー入門を読んだ
エッセンス
マネージャの仕事はチームのアウトプットを高めること
そのために必要なのは
メンバーのモチベーションを高めること
メンバーが成長すること
メンバーが進むべき道の方向性を管理すること
この本に書いてあるのはそれらを成し遂げるために何をすると良いかが著者の経験ベースで書かれている
先輩スタッフエンジニアからの激励の手紙とか処方箋とかそういう類の精神論みたいな感じで、これは実際に自分がエンジニアリングマネージャとして働いていて辛くなった時に元気を出すために読むものだなという感想
メモ
チームメイトの価値観重要
価値観なぜ重要?
価値観が合わないとコンフリクトが起きて働きづらい(本書では燃え尽き症候群と言っている)
価値観とは?
何を大切にしているか。何を優先しているか。
信頼
マネージャーの仕事
「周りのみんなが自分の力を出し尽くせるようにすること、それも共に」
信頼なぜ重要?
相互理解/失敗への柔軟性/創造性を高める
弱みのモデリング
弱さを見せることで手本を示す。失敗、間違いなどを素直に認めて示すこと
マネージャーは部下に弱音を吐いてもらえるようになって初めて一人前みたいな話を聞いたことがあるな
会話の深さと個人間のつながりには有意な差がある
つまり世間話するより本質的な興味のあることについて話したほうが信頼は深まるという話
自分とチームメンバーが信頼を築いているだけではだめ。メンバー同士でも信頼を築いていないといけない。
マネージャ自身の仕事に没頭してると自分とメンバーで1対多の関係性にしか着目できなくなりがちだ...
キャリアラダー
従業員がひとつひとつステップを踏みながらキャリアを重ねていくためのキャリア開発制度のこと
エンジニアのキャリアの各ステージで必要な能力や経験がまとめられている
1on1はマネージャーの最重要仕事
アジェンダを必須にしておくとダレない。これは自分も実践してた。話すことを考えないで1on1に望んでも発展性のない雑談だけで終わってしまい勿体無い。
チームメンバーが思うように動いてくれない責任はマネージャー。これはほぼ間違いないので受け入れる。
最終状態と解決策だけを伝えるのはよくない。
「CVRを5%アップさせたい。submiボタンの配置を変えてください」みたいな指示。
ビジョン、背景、意図を明確に伝える。メンバー自身に納得感を与えないと従属するメンバーが出来上がってしまう。
フィードバックを伝えることの難しさ
相手の歯に何か詰まっていることを指摘する時と似てる
結局相手への思いやり。相手のためにやっていることを伝えるしかなさそう
ネガティブフィードバックが必要な時にあなたはOOですと伝えると攻撃っぽくなるがそれが起きた時に自分はOOと感じましただと自分の感じ方になるので柔らかい言い方になる
ゆかにゃの「困っちゃうな」と同じだ
良い職場環境
異議を唱えても相手が個人攻撃に感じないような環境
声がでかい人が優位にならないようなファシ
マネージャーの仕事は割り込み駆動
チームのみんなが集中できるように自分の集中時間は二の次にすると腹をくくってしまえば精神的は楽になるかも
日常における喜びへの感度を高める
うまくいかない時には嫌なことへの感度が高まる
感度を高くしている事柄をより発見してしまう
運が悪いと思っている時は自分の運の悪さをよく発見してしまう
面白いことや幸せを感じられていることを注意深く観察して見つけられるようにしておくと精神安定に効く