『小説は、わかってくればおもしろい:文学研究の基本15講』
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51pkjgXmgjL._SX352_BO1,204,203,200_.jpg https://www.amazon.co.jp/%E5%B0%8F%E8%AA%AC%E3%81%AF%E3%80%81%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%8F%E3%82%8C%E3%81%B0%E3%81%8A%E3%82%82%E3%81%97%E3%82%8D%E3%81%84-%E6%96%87%E5%AD%A6%E7%A0%94%E7%A9%B6%E3%81%AE%E5%9F%BA%E6%9C%AC15%E8%AC%9B-%E5%B0%8F%E5%B9%B3-%E9%BA%BB%E8%A1%A3%E5%AD%90/dp/476642591X/ref=pd_sim_14_3/357-9080174-3288625?_encoding=UTF8&pd_rd_i=476642591X&pd_rd_r=9685e36a-6dc5-46ed-9aed-6eecd23a2ea5&pd_rd_w=jINBm&pd_rd_wg=YCgOl&pf_rd_p=4446cd16-eada-4bb1-91df-7c54a5fbd0b9&pf_rd_r=SPNX77AZPWX2S2KSZYW0&psc=1&refRID=SPNX77AZPWX2S2KSZYW0
自由に読むには、修業がいる。
〈あなたらしく〉と〈客観的〉はレポートで両立する!
文学作品は、想像力を働かせて自由に読んでいいと思うことに慣れているので、その過程について十分な検討がなされず、読み解きは、センスによると思われがちです。(中略)でも、文学を読むには、確実に技術が必要です。技術というと入試のテクニックのようなものを思い浮かべがちで、こんどは自分の感じ方や生き方とどうつながっているのかわからなくなりますが、意外なことに、自由に読むためにこそ、練習が必要なものです。本書は、そうした練習を行ってみようとするものです。
(「はじめに」より)