評価と判断の切り分け
第一の意義は、判断プロセスの明確化です。評価関数を定義するというのは、「状況を評価する部分」と「判断する部分」とを分離することを意味します。評価関数を定義するためには、入力と出力を明確にしなければなりません。ですから「状況のどんな情報をもとにして、どんな結果が出たらどんな判断を下すのか」という判断プロセスが明確化されることになります。 結城メルマガ YMM362
人間の思考に関しても、「状況を評価する部分」と「判断する部分」を分離することは大切ではないか。
というプロセスの分離が行われていると、それぞれを改善していくことができる。
この分離が行われていない状況が、白黒思考になっていくのかもしれない たとえば、本への評価を、その本を買うかどうかという判断。
目についた面白そうな本はすべて買う、というのは少々(主に経済的に)まずい。
面白そうな本の中で、〜〜な本を買う、という選択ができると良い。 この場合、面白くない本も買う判断が取れる
プロセスが分離していることで、選択の判断を下す前に、別の評価(関数)もまた参照できるようになる?