著者の意識ができるのは削ること
一冊の本というアウトプットは、(
著者
の)意識だけでコントロールできるものではない。
環境や無意識といったものがその出力に強い影響を持つ。
もちろん意識の貢献もゼロではないが、その割合は想像されるよりも小さい
とは言え、「何を削ったのか」に関しては意識の貢献は大きい
想起のようなメカニズムではなく、全体の内容から判断して要らないものを決める、という意識的なプロセスがある
これは、
理性
というものが基本的にはブレーキの役割を担う、ということに呼応しているだろう。