絶望は傲慢である
絶望
は、この世界に対する絶対的な不信、拒絶である。
絶望を抱いている当人は、自身の感覚にまったく疑いを抱いていない。
「希望なんてない」と思う、その思いを疑いもしない。絶対的に信じている。
それは
傲慢
ではないだろうか。人間とは不完全な生き物なのである。