結城メルマガYMM381の感想
一方、私はもう大学生になったのに、いろんな人の意見を見るたびに「そうだなぁ、そんな考え方もあるかなぁ」と、それらの意見が正反対であっても、どちらも受け入れてしまいます。あまり他人に流されないようにと気をつけてはいるので、完全に同意するわけではないのですが。
そしていざ「自分の意見はどうなんだろう」と考えて言葉にしようとすると、ものすごく時間がかかってしまうのです。
たいへん素晴らしい態度のように思える。
少なくともバランス感覚はある
誰だって、「自分の意見」を言葉にしようとすると、時間がかかる
時間がかからない人は、ずっと前から考えていたことを口にしているか、借り物の言葉を口にしているだけ
あるいは超絶な天才という可能性も微妙にはある
大学生くらいの年齢ですと「ちょいとかっこいい言い方」や「上からバッサリ断定した言い方」になりがちです。ですから、誰かが何かを言ってるとしても、それが熟考の末に出たものなのか、どこかで聞いたことを鸚鵡のように反復しているだけかを判別するのは難しいことです。
たぶん、確固たる「自分の意見」があることよりも、適切な意思決定が許容される制限時間内に行えるかどうか、というのが大切ではないかと思う。
いいか、悪いか。私はどちらに進むのか。そういうことを意識せず、自分が接する物事に無自覚だと、知らないうちに染まります。たとえば現代の商業主義に染まります。声の大きなメッセージは、しばしばあなたにものを売りつけるためにあるからです。なので「ゆっくり構えていればいいや」のように単純な話ではありません。
大切な話。50年前と同じ、というわけにはいかない。情報の力が強すぎる。
ここでちょっと執筆のベタな舞台裏の話を書きます。
待ってました。
書籍一つについて専用のフォルダを作成する
ファイル名で並びを制御
000note12.tex - 全体をまとめるファイル
10ch.tex - 第1章の本文
60epilog.tex - エピローグ
など
PDFや図版などはさらにフォルダを作っていれておく
PDFを読みながらメモを取る
88talk.tex - 読みながらメモするファイル、というとこにメモが集まる
ちょうど誰かに説明しているような気持ちになって、88talk.tex だけを読んでも意味が通じるくらいに詳しく書きます。
なるほど。
私の中にはぼんやりとした「今回の本」のイメージがあります。PDFはまだそのイメージには遠いのですが、どうすれば近づいていけるかを考えながら読みます
わかる。
ちなみに、自分はScrivenerに「memo」という項目を設けて、そこにどんどん放り込んでいく、というやり方をしている。