立花隆の「材料メモ」
本を執筆する前などに作る心覚えのためのメモ。
自分が手持ちしている材料のカタログ
書き出す前に、もう一度集めた材料に目を通す。そのとき心覚えのメモを取る。これが「材料メモ」である。
簡略であればあるほどよい
原稿用紙(ペラ)を裏にして、その一枚にすべてがおさまるように書く 全材料が一瞬のうちに視野に入るようにしておく
センテンスは書かずに単語かせいぜい文節
一語一語に、できるだけ多くの情報を代表させる(見出し化)
材料を頭の中に入れるという前段階の作業が充分になされていないと、メモを取る意味がない
一語一語が、その記憶の抽斗の把手となる。
めちゃくちゃ細かい字で書いても意味がない
いきなり完璧な簡略度を持つ材料メモを作るのは難しい
二段階の工程を経る
第一次メモ
量を気にせず、材料をひたすらメモする
第二次メモ
第一次メモのメモ
これでも一枚化が無理なら、もう一度さらにメモしてみる