社会の複雑性が神を要請した
慶應義塾大学環境情報学部のパトリック・サベジ特任准教授、オックスフォード大学のハーヴェイ・ホワイトハウス教授、ピーター・フランソワ教授、コネチカット大学のピーター・トゥルチン教授らの国際共同研究グループは、「セシャット(Seshat)」と呼ばれる人類進化史に関する大規模データベースの構築とそのビッグデータ解析を行い、社会の複雑性の進化が原因となって、世界中の宗教や「神」の信仰が生み出された可能性を明らかにしました。本研究の成果は、英国の科学雑誌『Nature』誌に3 月 20 日(現地時間)に掲載されました。 データが入手できたほぼ全ての世界地域において、神の信仰は社会的複雑さの増大に先行するのではなく、むしろ後続する傾向にあることが明らかになりました。さらに、宗教的儀式は、神の信仰が生まれる何百年も前に出現する傾向にありました。これらの結果は、宗教的儀式を通じた集団行動が、人々の協力関係を促し、大規模な人類社会を形成する要因となった可能性を示唆しています。 判断や理性が入ってはいけない。
(ある種の)盲目性が必要
判断が入ると、人はバラバラに動いてしまう
こんまり流が、ロジカルな話にスピリチュアルな話を混ぜてくることに通じている? 協力関係を生み出すには、一つ上の階層が必要となる、ということ。 メルマガ(WRM)にも書いた。
何号かは忘れたが、WorkFlowyとScrapboxについての回だったと思う。