目標を持たないという目標
『「目標」の研究』において重要なことがいくつかあるが、その一つが「目標を持たないこと」も目標の一つである、ということだ。
具体的な中身が設定されていないだけで、未来に向けての指針であることは間違いない。
それは「目標」ではないと批判がくるかもしれないが、名称が問題なわけではない。
未来に向けての指針があるかどうか、という点が論点である。
ようするに、人は、未来に向けての指針がNullだと具合が悪いので(落ち着きが悪いので)、とりあえず0なりなんなりを入れておく、ということだ。
目標を持たない目標すら持たないなら、目標を持っても良いということなってしまう。
もし、その意図が目標を持たないことであるならば、未達成となる。
2020年6月21日の作業記録より