焼け石に水をかけ続ける
桜井章一
さんの言葉。
諺に「
焼け石に水
」というのがある。
効果の上がらない行為のこと。
たしかに焼けた石に水をかけても、熱いのは熱い。
が、ごくごくわずかに熱はたしかに下がっている。
だから、水をかけ続ければ、いずれかは冷たくなる。
短期の効能に注目し過ぎるのではなく、長期的な視野を持って行動に取り組むこと。
こういう既存の諺をアップデートする表現は、わりに好みである。
単純に言うよりも、人の価値観に訴えかけやすい気がする。
たぶん、概念の扉がすでに存在しているからだろう。
R-styleの
1に満たないものを繰り返し足していく – R-style
と同じことではある。