無意識は忘れない
明日、朝早く起きないとなと思っていると、ある程度早く目が醒めたりする。
覚醒は意識の仕事ではないのだから、無意識が覚えている。
他にも、無意識が手続き記憶とは違ったところで覚えていることは結構ある。 もしそれが心配事ならば、心配事も忘れずに記憶されている可能性がある。 いったん紙に書き出せば、「とりあえず、これは覚えていなくても大丈夫」と心が思ってくれる可能性がある。
また、客観視し、別の考え方を持ち出せる場合もある。
無意識が記憶し続けていても、その意味付けを変えられれば、プレッシャーが緩和されることはありうる。
そのためにも、自分が何を気にしているのかを、一度可視化する必要はある。
一応、何か他のことが気になっていれば、無意識の領域もそちらに使われて、プレッシャーは減るかもしれないが、いったん綺麗に片づいてしまうと、またその問題が浮上してくるので、一時的な対処療法ということになるのかもしれない。