検索空間を切り分けるために、フォルダを使う
「情報を探す」という表現は同じでも、その内実は異なる文脈を持つ。
ログインパスワードを探しているときには、中華丼のレシピは見つからなくてもいい
ある本の著者について探しているときに、その著者の別の活動について見つかるのは悪くない
一方で、ツールのキーボードショートカットが検索結果に含まれていても嬉しくはない
何を探しているか(あるいはどんな目的で探しているか)が文脈を持つと考えたたときに、それを一つの「空間」として捉える(検索空間)。
Aを探しているときにはAの検索空間があり、Bを探しているときはBの検索空間がある
あるものを探しているときに、そこに含まれていて欲しいものの全体がその空間を構成する。
含まれていなくても構わないもの、含まれていない方がよいものは空間の外に追いやる
そのような操作をフォルダ分けを使って行う。
その意味で、「自分が書いた過去の原稿」は、独自の検索空間をつくっているような気がする。