方法による統治
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他者と同一の方法でないと、「何か間違っている気がする」というのは、そのような規範性が働いているからだと想定できる。
制服による征服(by キルラキル)と同様に、ある共同体(特にムラ社会的共同体)においては、同一性からの逸脱は望ましくない行動とされる。言い換えれば、均一性が美徳となる。そしてそれは、服装や生活習慣だけでなく、方法にも現れる。 方法も、価値観を反映するものであり、別の方法を取るということは、別の価値観を持っていることを表明することであり、均一性を美徳とする共同体では、「逸脱」扱いとなる。
だから、周りの人と同じ「方法」をしてないと、どこか落ち着かない感じがする(人がいる)
『勉強の哲学』風にアクセルを踏み込めば、ある共同体から意識的に離脱したければ、そこにある均一的な「方法」とは別の方法を選べばいいと言える。→方法からの逸脱 逆に、方法を揃えることで、同一性を「見せかける」こともできるだろう。
2020年6月21日の作業記録より