情報のオブジェクト化
カード化(ページ化)は、プログラミング言語の表現を借りればオブジェクト化と呼べる。 その価値は認めるとして、そこまで手間をかける価値が私にとってあるだろうか。ニクラス・ルーマンはこのシステムでたくさんの論文を書いたようだが、私は論文を書きたいわけではない。その点を考慮して、自分にとってここまでのシステムが必要かを検討する必要がある。 いくらオブジェクトが増えても、それだけで「本」ができるわけではない。「本」を構成するための素材、あるいは情報の関係性を教えてはくれるが、それだけでは文章は構成できない。 それぞれのオブジェクトはきちんとした文章で書くことが必要だが、だからといって二つのオブジェクトを繋げ合わせたら、それで文章が完成というわけではないだろう。それをどう評価するか。
また、たとえば数日前から「ズレ」について多数のメモが発生しているが、それぞれは現状断片的記述である。たとえば、それをどうカード化したらいいのだろうか。あるいは、カード化しない方法で保存・操作していくのがいいのだろうか。 ref:堀さんの情報の原子化