悪意のあるトラップ
人を罠にはめるトラップは、自然に空いている穴ではなくて、誰かが意図的に掘っているものなので、巧妙である。 つい一歩踏み出したくなるように演出されるし
一度はまったら抜けないように工夫される。
うっかりしていると誰でもはまってしまう
これまで歩いていて、自然に空いている穴に落ちたことがないからといって、「自分は絶対にそういう穴にははまらない」と断言することはできない。むしろ、どこかに自分では穴とはわからない穴が空いているのかもしれない、という臆病さが少しはあったほうがいいくらい。 この社会にはいろいろな仕事のプロがいるけども、ああいう穴を掘る人たちは、人の心の弱い部分をつくプロなのだ。でもって、そういうものの中で、生存競争があり、生き残ったものがそこに残る。一番強力なものが。