思い込みのバランスを崩す
というか、呪いや運命や自業自得のような「説明」が思い浮かんだときに、ランダムなサイコロの説明でそれを上書きしようと試みることはできる。
完全に上書きすることはできなくても、強固な「説明」のバランスを崩すことくらいはできるかもしれない。 でもってそれは、どちらが「正しい」のかを決めることではない。呪いであるのか、サイコロであるのかを正解として決定する必要はない。「かもしれない」でいいのだ。バランスを崩すというのは、つまりはそういうことだろう。
自分の心に関心センサーを向けておき、ある語り(≒説明)が自身や回りに悪影響を与えそうになるシミュレーションが湧いて出たときに、別の可能性(≒説明)によってカウンターを与え、変化の窓を開けておくこと。そのようなフィードバック機構を設立すること。