心と思考を整える哲学ラジオ+第六回「天文学的信念と他者理解」
科学の話/天文学
海王星
19世紀1846年発見
たまたま見つかったわけではない
事前に予測されていた
元素の周期表の話を思い出すrashita.icon
天王星の発見→ニュートン力学からするとおかしな動きをしている
科学は意外と潔くない
レジリエンス、とも言えるかrashita.icon
ズレを吸収する仮説を考える
→うまく説明がつく
いちいちニュートン力学をひっくり返したりはしない
後日談
水星の奇妙な動き
バルカンという星を仮説して探したが見つからず
実際は、相対論的な力の影響
トマス・クーンのパラダイム理論(『科学革命の構造』)
上記のような頭の働かせ方は他者理解と同じ
職場で困った同僚がいると、「馬鹿なヤツ」という理由づけ(納得の仕方)という合理化をしてしまっている
→解決にはならない
しかし、(自分が見えていない)合理性があるのではないか、という見方もできる
市井の心理学者rashita.icon
人間は合理的に行動する、という信念を持つ(あたかも学者であるかのように)
ロゴスに導かれる感覚
正解はある
模範解答はない
作問者と採点者はいない
(スピノザ的な)神がつくった問題