失敗のよくあるパターン
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その1:自分のそれまでのやり方ではうまくいかない状況(問題的状況)にはまったとき、何について考えたらいいかわからず、どう考えたらいいかわからないと、「どうしたらいいのかわからない」となる。
その2:そうしたとき、心に発生した「もやもや」に耐え切れずに、安易な決断や開き直りによって、そのもやもやを手放す選択が起こりうる。
その3:そのような状態になったとき、一定の確率でリスクをとりすぎる行為が起こる。安易な決断がすぐにそのようなリスクを引き起こすわけではないが、その状態が続いているならば統計的に高い確率で発生する。
その4:そうなると、「それをやってしまったら、それまでのポジション、その道での経歴、他者からの信用を著しく失ってしまって、もう取り返せない」結果を引き寄せる。
というのが、致命的な失敗のよくあるパターンではないか。 ここでのポイントは、「どうしたらいいのかわからない」は、前二つの不明さの結果として出てきているにもかかわらず、「こうすればいいんですよ」というものの提示によって、あたかも問題が解決したかのように錯覚してしまう点である。