原因と結果の遠近法的倒錯
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2025年1月の営みノート
柄谷行人
がよく使っている表現。
蚊居肢: 「意志」というものはない、あるいは遠近法的倒錯(ニーチェ)
混乱を避けるために、後者を「系譜学的」と呼ぶことにしよう。系譜学的であることは、結果であるものを原因とみなす「認識の遠近法的倒錯」をえぐり出すことである。ニーチェがいう「歴史性」は、歴史的に規定されているということではなくて、この遠近法的な倒錯性ということなのだ。
蚊居肢: スピノザの「原因と結果」、あるいは「死の欲動」の遡及性について
実は原因であるものを結果と見なし、反対に〈結果であるものを原因と見なす
遠近法的倒錯 の例文集 - 用例.jp