出世魚モデル
第一に意識していることは、いきなり書籍や論文などの「大きなアウトプット」をゴールにせずに、日常的に「小さなアウトプット」出し続けることを定常化して、その中から「有望なものを育てる」サイクルをルーティンにすることです。
この感覚を見事に言い表していたのが、編集者の竹村俊助さんの著書『書くのがしんどい』で紹介されていた出世魚のモデルです。 第二に、出世魚がまだ育たない稚魚のうちから、自分のコンテンツを面白がってくれる仲間を、研究のプロセスに巻き込むことを意識し続けています。
「ゼミ」や「研究会」や「勉強会」をつくる意義
第三に、自分のアウトプットの軸となる「探究テーマ」を設定して、それを定期的にアップデートすることです。探究テーマとは、自分の実務の関心と、概念的な関心をつなぐキーワードや問いのこと。