仕事ごっこ
最近よく見かける「仕事ごっこ」というやつは、「仕事とは価値創造である」、という認識の欠如と、問題改善能力(問題認識・改善案創出・実行および検証)の欠落によって生じているものだろう。
そこを変えずに、表面的な作業を変更しても、第二第三の「仕事ごっこ」が生まれてくることは想像に難くない。
やっかいなのは、「仕事ごっこ」同士が、互いに相手を「仕事ごっこ」だと攻撃しあうことで、これはもうどうしようもない。あと、相手を理解する姿勢を欠いて、ただ冷笑的・攻撃的に揶揄するためにこの言葉が使われはじめると、対立は深まるばかりだろう。
必要なのは、「じゃあ、本当の仕事ってなんだろう?」という根源的な問いを、対話からスタートさせることだろう。 仕事とは何か。それを定義すること。
仕事ごっこは、冷笑の言葉として機能してしまうかもしれない。
必要なのは、「仕事とは何だろうか」と考えること