二軸の流れをどう呼ぶか問題
アウトライナーやCosenseの上下とインデント、あるいはZettelkastenの番号の加算と数字の付加のように二つの軸の流れがあるときに、それぞれをどう呼ぶか。
Cosenseの箇条書きとZettelkastenのナンバリングは似ている
行の上下は議論の流れがイメージされることが多い。
前、後(次)
先、後(次)
インデントは詳細度をあげるステップがイメージされることが多い。
深さ
親子ほどコンテキストが強くない言い方
derivative {派生元、派生先}
元、先
Keyword
リンクの名称、リンクの種別
code:log.txt
どう呼称するかは難しいところだが、議論の「流れ」というものをイメージすると次の話題、前の話題というのに「前、次(後)」を当てるのがよさそう。Cosenseでは単なる改行。Zettelkastenなら数字を加算するもの。
流れではなく、ある話題の詳細に入る切り替わりは、イメージとしてもインデントの表現としても「深さ」ではある。そうなると、浅い・深い、高い・低いというイメージが出てくる。つまり「上、下」という感じ。
しかし「上下」と呼ぶと、こうして一行に並べたときにややこしくなる。今回のように言葉のイメージが混乱することも起こる。
そもそもアウトライナーを使っているときでも同種の混乱は生じる。差異を強調するならば、「一つ上の項目」「一つ上の行」と言い分ければ、どちらを差しているのかはイメージしやすいだろう。この場合「上」という言い方は共通していて、オブジェクトを切り替えることで指し示す対象を変えている。
この呼び方を考えることは、リンクについて考えること、リンクの関係性のバリエーションについて考えることにつながるだろう。
少なくともアウトラインにおける「親子」ではない。しかし、あるものからの派生である( derivative )、というイメージは共通している。
「親子」に相当するもう少しフラットな名指しがあればいい。
派生元、派生先