ノウハウの普及に関する考察メモ
日本で、一時期発想法に関する言及が多かったが、現代をみたときに、それが一般的に普及しているかというとやや怪しい
NM法 『NM法のすべて アイデア生成の理論と実践的方法』1977年
『発想の論理―発想技法から情報論へ』1970年
日常生活においてそれほど必要性が感じられないから、という仮説もあるが、家元化が原因ということもありえる。 「正しい方法」の固定化
アレンジ・発展性の抑制
知識を伝達することが制限される
「正しい方法」でなければ意味がない→ならやらない
現代における茶道や華道は日常生活にどう位置づけられているか?
現代においてノウハウを伝えようとするときに大切なことは何か?
最近では『メモの魔力』があり、少し前のノート術ブームから延々と続く流れ
これはどこまでさかのぼれるか?
思考の操作、という抽象的な要素ではなく、メモやノートなどの具体を通した何か。 その方が身近だからか
それとも別の何かが原因か。
もし、過去のある時点からノート術ブームが起こり、抽象的なものの扱いへの関心が減っているなら、そこに何か文化的な起因を見出すことはできないか?