ネットで全文公開しても本が売れる理由

そもそも書店では立ち読みできるのが基本

それでも本は売れている

本を買う人は、本を買うし、本を買わない人は本を買わない。

一冊の本が、日本国民全員にリーチできる可能性はどのくらいか

カバーしている領域は極めて小さい

書店に通うなど、興味がある人だけ

それでも網羅率は低い

本を公開すればそれだけでまず話題になる

言及されやすくもなる

その中で、本を買いたいという人にアクセスすれば売上げは増える

存在を知らなければ、決して買うことはなかった人たち

これが存外に大きい

無料公開が当たり前になってくれれば、そのものの話題性は小さくなるが、

一部分などが引用されて、認知（露出）が広まる可能性は以前として残る

むろん、ゴミみたいな本で、最初の部分を読めばあとはいらない、みたいな本なら話は別だと思うが。