ソーシャルゲームは無課金ユーザーも必要
多数の無課金ユーザーと少数の重課金ユーザーでその手のサービスは成り立っているが、仮に無課金ユーザーをまったくなくしてしまうと、たとえば対戦型ゲームの場合、対戦相手が非常に見つかりにくくなってしまう。
ゲーム環境を整える上でも、多数の無課金ユーザーの存在は重要。
またそのようなユーザーがいるおかげで、重課金ユーザーは優越感を得ることができる。
出費意欲を刺激する。
また、そのような優越感を逆向きに照射することによって、無課金ユーザーが微課金にシフトすることもありえる。
無論それは重課金への一歩でもある。
つまり無課金ユーザーの一部は潜在的課金ユーザーであり、競争や対戦、あるいはグループ内における圧力や優越性の獲得という刺激によってその変容が促される。
ユーザー数が多い方がコラボ企画が通りやすく、広告の掲載料も上げられる。
最近のゲームはメディア(・プラットフォーム)でもある
対戦要素があるゲームだけに起こるものではなく、ゲーム実況者の登場により、一人だけでプレイできるパズドラのようなゲームにおいても同様の効果は発揮されうる。
メディア側からゲームが刺激される。
というか、そうした映像メディアを巻き込んだ大きな系が、最近のゲーム環境であるとも言える