コンセプトとストーリー
梅棹忠夫がカード法で提唱しているのは、コンセプトを一枚のカードに書き留めよ、ということだ。 それだけで独立した「内容」のカード
コンセプトをストーリーと対比するならば、脱ストーリー的に書くとなる。
コンセプト/概念は、辞書的な記述が可能であり、それ自身で独立している(と言える)。
一方で、
何かしらの着想は私たちの意識のタイムラインとして立ち現れる(ストーリー)し、
そうした着想を人に説得的に伝えるにもアウトライン(ストーリー)を必要とする
カード法はコンセプトを扱うが、知的生産はコンセプトだけでは完結せず、入力・出力においてストーリーを必要とする。
そのさばきをどうするのかを考える必要がある。