クローク型共同体
ジークムント・バウマン
『リキッド・モダニティ』より
クロークに外套を預け、演劇を楽しむその瞬間だけは共同体が形成されるが、それが終わればちりぢりに解散していくもの。
別の言い方をすると、
カーニバル型共同体
断片化された熱狂が巻き起こって、一瞬すごい勢いで炎上するけれど、あっという間に忘れ去られていく。そういう「炎上」「祭り」でしか人々が結束できない。
『NHK 100分 de 名著 オルテガ『大衆の反逆』 2019年 2月』
より引用