クリエイティブの抑制とその弊害
イノベイティブはともかくとして、クリエイティブの芽をことごとく摘んでいくと、詰まったときにできることが限られてしまう。それは結局「読み替える」ことの抑制であり、行きづらさとも関わってくるだろう。 「読み替える」ことは、いわば冗長的であり、最短の解決を求めている場合、選択されえないことでもある。 一つの考え、読み、思いが出たときにそれに安住せず、さまざまに読み替えていく。相対的に重さを減らしていく。そして、どれか一つをとりあえず引き受ける。その重さを背負いこむ。暫定的に。
アカギがチキンレースでアクセルを踏んだように、考えを止めるのではなく、むしろ加速すること。
「読み替える」とは、ころころ結論を変えることではなく、同じときに複数の読みを(可能性を)並存させることである。
一つの「答え」は窪みのようなもので、それは安定性を得るが、しかし動きを固定する効果もある。
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