ウェルビーイング
20世紀の社会科学では、人口の心理的充足感が「幸福=ハピネス」というひとつの概念で測られていた。それに対して、幸福をかたちづくる構成要素を分けて見てみよう、というのが[ェルビーイングの考え方になる。たとえば、「ポジティブ心理学」で知られる心理学者の
マーティン・セリグマン
博士は、以下の5つの要素によって人間の幸福はかたちづくられると提唱している。
①ポジティブ感情
②エンゲージメント=没頭
③人間関係
④人生の意味や意義
⑤アチーブメント=達成感
『ウェルビーイングの設計論 ―人がよりよく生きるための情報技術』