はじめやすく、やめられない社会
はじめやすく、やめられない社会
上の記事を読んでいて、コンビニ経営者の不遇さを想起した。
二つに共通するものはなんだろうか?
春樹さんのエッセイで、周りの人に借金してお店を始めた、という話があった。
今、コンビニと同じ小売店を作ろうと思ったら、銀行に頼るしかないし、無手の若者に融資が下りる可能性は著しく引くい。
しかし、コンビニを始める人は違う。
銀行が喜んでお金を貸してくれる→改修できる見込みがあるからだ
その時点で、もう、どこかおかしい。
会計システムの中で、真っ先にロイヤリティーと債権が回収できるシステムがある
どれだけ過酷な労働が要求されていても、「自営業だから」という体裁が整っている。
本部に文句を付ければ、待遇が悪くなるか、最悪契約解除される。違約金の話が出てくるかもしれない。
プラットフォームが力を持つからか?
独立してアイドルをはじめるのは難しい、独立して小売業を始めるのは難しい?
自立していくための最低限のラインが、高くなりすぎているからか?
銀行から融資を受けにくいからか?
なんにせよ、息苦しい社会ではある。
援助のおかげでスタートラインは切りやすい
しかし、その援助のおかげで止めにくい
魚を捕るための罠のような構図だ。
簡単に契約できるけど、解約がとても面倒なサービスと似ている。
人間の認知の非対称性が狙われているのか?