あらゆる年齢の「子供たち」のためのパーソナルコンピュータ
以下で全文(日本語訳)が読める。
このノートでは、個人で携帯可能な情報操作機器の出現と、子供たちと大人たちがその利用によって受ける影響についての考察を行ないます。まるで空想科学小説のようだと思われるでしょうけれど、現在の世の中の小型化と低価格化の趨勢を思えば、ここで議論される多くの概念が近いうちに現実化することは、ほぼ確実なことです。
"ヤコブソン先生のような人は、人が皆生来権利として持っている好奇心と創造への情熱を保ち続けるために全力を尽くしています。"
道具というものは媒体の操作を助けるもので、人間は「道具を作る動物だ」という決まり文句で表現されます。コンピュータも多くの人は道具だとみなしています。しかし、明らかに、本というものは道具以上のものであり、人間もツールを作るだけの存在ではありません・・・人は世界の発明者なのです。人間がものを見たり言葉を使う方法を知った瞬間から、それぞれの新しい世界は、思い描いた構造を埋め込むことのできる表現の媒体(および制約)と言う役割を果たし、それは通常、道具の助けを借りて行われます。コンピュータはどうでしょうか? コンピュータも明らかに道具以上です。典型的なマクルーハン理論の流儀においても、コンピュータのコンテンツの大部分には以前のメディアからのものが採用され、コンピュータ特有の性質はまだ発見され始めたばかりですが。
→Hello,World