『自分の「声」で書く技術――自己検閲をはずし、響く言葉を仲間と見つける』
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書く喜びを取り戻そう。
いい言葉が見つかるか不安、欠点ばかりが目につく、評価が怖くて手が止まる......
「書けない」感覚に徹底的に寄り添う! 読み継がれる不朽の実践書。
個人エクササイズ×グループ・セッションで、「恐れ」も「正解」も手放せるライティングの旅へ。
学生のレポート/ビジネスの企画書/趣味の日記/プロの小説や詩まで──
●フリーライティング:「自己検閲」がはずれ、次々と言葉が流れ出すエクササイズ
●グローイング:大量の脱線と混沌から、「重心」を見つけて言葉を育てる
●クッキング:要素どうしを化学反応させ、文章を豊かにする
●ティーチャーレス・ライティング・クラス:「改善案」ではなく「純粋な反応」を伝え合い、自分の言葉の響きを確かめる
目次
第1章 フリーライティングを練習しよう
第2章 ライティングのプロセス①──グローイング
第3章 ライティングのプロセス②──クッキング
第4章 言葉の響きを確かめよう──ティーチャーレス・ライティング・クラス
第5章 ティーチャーレス・ライティング・クラスをもっと理解する
補遺 ダウティング・ゲームとビリービング・ゲーム──知的な営みを分析する
スタックポイントとブレイクスルー
詰まったところを記録し、打開できた後に振り返って記録する
関連書籍
『個人的知識: 脱批判哲学をめざして』
『発見から創造へ (地人選書 24)』
“あなたがまったく何も書けないとしたら、おそらく潔癖すぎて下手に書くことを許せないからではないだろうか”
”言葉を生み出すプロセスが変わっていないのにこれから新しいことに挑戦しようというのだから、書くことはいままでよりも難しく、苦痛で、悩ましいものになるかもしれない。良い文章の書き方を教わるようになると書くのをやめてしまう人が多いのは偶然ではない“
"ティーチャーレス・クラスは、学びはあっても教えのない場だ。教わらなくても学びはできる。教師がいなくても学生にはなれる"
"疑ったり議論したりするプロセスは、自分の気に入らないアイデアを批判させるだけなので、別の思考を体験せずに済んでしまうのだ"
"書くことには手を入れやすいという利点がある。しかしそれは欠点でもある"
『自分の「声」で書く技術』の監訳者の岩谷聡徳さんと、英治出版のプロデューサーの上村悠也さんのお話を伺いました。
みなさん、最近、書いていますか。書くことは、得意ですか? それとも、苦手ですか?
自分は書くことが好きで、日記も好きで、数年前から「日記屋月日」という日記の専門店をやっていたり、ちょうど最近、とある企画で「自分を大切にするには」というような質問を受けて、そこでも「書くこと」だというのをこたえたばかりで、いわばいつも「書くこと」を推奨している側なんですが、とはいえ、そもそも、文章を書くことに苦手意識を持っている人は、けっこういるだろうなとも思います。